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レミマゾラムを用いた生体肝移植術レシピエントの麻酔管理の後方視的観察

既存試料・情報を用いる研究についての情報公開

本学では、医学系研究に協力して下さる方々(以下研究対象者)の利益と安全を守り、安心して研究に参加していただくように心がけております。こちらに記載されている研究については、研究・診療等により収集・保存された既存試料・情報を用いる研究で、直接研究対象者からインフォームド・コンセントを取得することが困難であるため、情報公開をさせていただいております。

 こちらの文書は研究対象者の皆様に、情報公開をするとともに、可能な限り研究参加を拒否または同意撤回の機会を保障する為のものになります。

なお、研究参加を拒否または同意撤回されても一切の不利益はないことを明記させていただきます。

受付番号 (倫理・先進・ゲノム)第      号
研究課題

レミマゾラムを用いた生体肝移植術レシピエントの麻酔管理の後方視的観察

本研究の実施体制

研究機関:熊本大学病院

研究責任者:熊本大学病院 生命科学研究部 医員 川﨑 高志

本研究の目的及び意義

肝硬変患者における生体肝移植術では慎重な麻酔管理を必要とされます。レミマゾラムは従来の静脈麻酔薬と比較して、肝臓の機能に関わらず安定して使用できることが期待されており、当院では、レミマゾラムを用いて生体肝移植術レシピエントの全身麻酔管理を行っています。

本研究では、レミマゾラムを用いて生体肝移植術の麻酔管理を行った手術を解析し検討します。

研究の方法

生体肝移植術を受けるレシピエントの患者様を対象とします。

カルテや血行動態モニターからデータを抽出し解析を行います。

研究成果は学会や論文にて発表します。

研究期間

2024年8月1日~2026年3月31日

試料・情報の取得期間

2022年4月1日~2024年7月31日

研究に利用する試料・情報

情報:カルテ、血行動態モニターのデータを利用します。研究責任者が、研究室内のパスワードロックをかけたパソコンで研究終了後 5 年間は厳重に保管し、その後は速やかにデータ削除して破棄することとします。

個人情報の取扱い

患者様の情報・データ等は、患者固有の個人標識番号をつけて連結可能匿名化し、全ての解析はこの番号のみを使って行います。この匿名化の対応表は、当研究室において研究責任者がパスワードロックをかけたパソコンで厳重に保管するので個人が特定されることはありません。成果報告の際は、個人が識別されないよう、十分に注意して行います。

研究成果に関する情報の開示・報告・閲覧の方法

研究対象者に対する研究成果の開示やフィードバックは、学会報告や論文報告をもって行います。

利益相反について

本研究は、診療によって得られたデータを使用するため研究費は生じません。本研究の利害関係の公正性については、熊本大学大学院生命科学研究部等医学系研究利益相反委員会の承認を得ております。今後も、当該研究経過を熊本大学大学院生命科学研究部長へ報告すること等により、利害関係の公正性を保ちます。

本研究参加へのお断りの申し出について

この研究のためにご自分のデータを使用してほしくない場合は主治医にお伝えいただくか、下記の研究事務局まで 2025年5月31日までにご連絡ください。患者自身が意識のない場合や十分な判断能力がないとみなされる場合には、ご家族もしくはそれに準ずる方がご連絡ください。その場合にも、患者様、御家族に対する不利益は一切ありません。

本研究に関する問い合わせ

麻酔科、担当者 川﨑高志、電話番号 096-373-5275