がんをはじめ生命を脅かす病気には様々な身体の苦痛に加え、不眠や不安などの気持ちの辛さ、あるいは家族や仕事への影響や治療に必要な費用など、病気そのもの以外にも人々の生き方を左右する心配事が少なくありません。このような様々な苦痛や症状が潜在している方々に対し、医師だけでなく複数の専門職が症状の辛さを和らげるためにチームとして応じていく、それが「緩和ケア」です。疼痛管理を得意とする麻酔科医も、もちろんチームの一員です。「緩和ケアってどこで受けられるのですか」、「がん以外でも相談できますか」など、もっと詳しく知りたい方々は、当緩和ケアセンターのホームページを是非、ご覧ください(https://www2.kuh.kumamoto-u.ac.jp/palliativecare/)。