男性患者における慢性疼痛の⼼理社会的背景に関する後⽅視的観察研究
本研究の⽬的及び意義
慢性的な痛みは、けがや病気だけでは説明できない場合があります。特に、仕事や家庭での役割、責任感、性別に関わる価値観などが痛みに影響している可能性が指摘されています。本研究では、当院で診療を受けた男性の慢性疼痛患者さんの診療情報を振り返り、⼼理的背景や⽣活上の役割との関連について検討します。この研究により、痛みの新しい理解が進み、今後の診療の質の向上につながることが期待されます。
研究の⽅法
当院で慢性疼痛の診療を受けた男性患者さんを対象とします。診療録(カルテ)に記録された以下の情報を使⽤します。
• 年齢 • 診断名 • 痛みの部位や経過 • 治療内容 • ⼼理質問紙の結果 • 診察時の記録内容
新たな検査や来院をお願いすることはありません。収集した情報は個⼈が特定されない形に加⼯したうえで分析し、学術雑誌や学会で発表する予定です。
研究期間 倫理委員会承認後 〜 2027年3⽉31⽇(予定)
試料・情報の取得期間:2025年9⽉1⽇ 〜 2026年12⽉31⽇
研究に利⽤する試料・情報
利⽤する情報:診療録情報(年齢、診断名、症状経過、治療内容、⼼理質問紙結果等)
保管担当者:研究責任者
保管場所:所属診療科内の施錠可能なキャビネットおよびパスワード管理された電⼦媒体
保管期間:研究終了後5年間
廃棄⽅法:紙媒体は裁断処理、電⼦データは完全削除を⾏います。
個⼈情報の取扱い
本研究では、⽒名、住所、⽣年⽉⽇、ID 番号などの直接個⼈を特定できる情報を削除し、研究⽤番号
を付して管理します。
対応表を作成し、研究責任者が施錠管理します。外部機関への提供は⾏いません。
研究成果は、個⼈が特定されない形で公表します。情報漏えい防⽌のため、データはパスワード管理された端末で取り扱います。本研究で⽤いる情報は「匿名化されたもの」に該当します。
研究成果に関する情報の開⽰・報告・閲覧の⽅法
研究成果は学術雑誌および学会で公表します。
個別の結果を直接お知らせする予定はありませんが、ご希望があれば研究内容や公表論⽂について説明いたします。偶発的所⾒が発⾒される研究ではありません。
利益相反について
本研究は外部研究資⾦の提供を受けていません。研究に必要な費⽤は所属講座の基盤的研究費の範囲内で実施します。本研究に関連して開⽰すべき利益相反はありません。利益相反審査委員会の承認を受け、公正かつ適切に研究を実施します。
本研究参加へのお断りの申し出について
研究への参加を希望されない場合は、下記連絡先までお申し出ください。その場合、該当する情報は研究対象から除外します。研究参加を拒否された場合でも、診療上の不利益は⼀切ありません。
本研究に関する問い合わせ
熊本⼤学病院 ⿇酔科
担当者:⼩松修治
電話番号:096−373−5275
受付時間:平⽇8時〜17時
