石村先生の研究論文がJournal of AnesthesiaにPublishされました!
石村達拡 先生が執筆された論文
「Fresh gas decoupling valve affects the washout profile of volatile anesthetics in anesthesia workstations」
がJournal of Anesthesia, にPublishされました!(https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/41388110/)
本研究は、麻酔器の構造、とくにフレッシュガスデカップリングバルブ(FGDV)の有無が、吸入麻酔薬セボフルランの洗い出し(ウォッシュアウト)に与える影響を検討した新規性のある研究です。FGDVを備えた麻酔器では洗い出しが安定して予測しやすい一方、速度は比較的緩やかであり、FGDVを持たない麻酔器では高流量条件下でより速やかな洗い出しが可能であることを示されています。麻酔器の内部構造が、麻酔からの覚醒や残留麻酔ガスの管理に影響する可能性を示唆しています。
石村先生、更なる研究を期待しています!
本文はこちらから→Ishimura_FGVD_Journal of Anesthesia 2025
