肺動脈カテーテルの勉強会を開催しました(9月27日開催)
熊本大学病院麻酔科で, 肺動脈カテーテル(PAC)をテーマとしたハンズオンセミナーを開催しました。
本セミナーは、日本ベクトン・ディッキンソン社の協賛により実施されたもので、肺動脈カテーテルの臨床的意義、安全な挿入手技、留意点、そしてピットフォールについて、模型を用いて実践的に学ぶ機会となりました。
近年、低侵襲心拍出量モニターの普及により、肺動脈カテーテルを挿入する機会は減少しています。しかし、右心不全や肺高血圧を伴う症例においては依然として極めて重要なモニタリング手段であり、その臨床的価値と正しい取り扱いを理解することが不可欠です。
参加した後期研修医の先生方からは、「基礎から応用まで体系的に学べた」「実際の操作イメージがつかめた」など大変好評をいただきました。
ご協力いただきました日本ベクトン・ディッキンソン社の皆様に、心より感謝申し上げます。

