和田麻菜美先生の症例報告が日本集中治療医学雑誌に掲載されました!
熊本大学麻酔科の和田(旧姓 桑原)麻菜美先生が執筆した論文
「家族内で発生した食餌性ボツリヌス症の2症例」が、日本集中治療医学雑誌に掲載されました。
食餌性ボツリヌス症は、近年では報告例が非常に少ない極めて稀な疾患です。本報告では、同一家族内で発症した2例について、それぞれ異なる重篤な合併症を呈しながらも、集中的な治療管理によって救命に至った経過が詳細に記されています。貴重な臨床経験を通じ、診断・治療の重要な示唆を与える内容となっています。
症例報告は、今後の医療の発展に資する実践的な知見を共有する重要な手段です。
今後も熊本大学麻酔科は、麻酔領域のみならず集中治療分野においても積極的に学術発信を続けてまいります。
論文はこちら→32_32_R43